測り隊 ~低線量被曝を考える会・町田~

放射性物質の影響を案じて、互いに手を取り合った、つくし野近隣地域在住の母の集まりです。
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町田市の瓦礫焼却説明会に出席しました

 夏休みもわずかになりましたが、まだまだ暑い日が続き
このまま新学期に突入しそうな気配です。
全国的にも気象が不安定で、大雨や落雷などの災害も頻発しています。

そんな毎日ですが、当ブログ記事でもお知らせしましたように
20日19時より町田リサイクルセンター研修室にて
女川町災害廃棄物受け入れに関する住民説明会が行われ、
測り隊・隊長とともに出席して参りました。
近隣住民優先で100名までの定員でしたが、出席したのは60数名でした。

まず、女川町の状況を伝えるDVD上映がありました。
震災当日の津波の様子からはじまり、女川町長の須田善明氏より
復興支援の御礼と、瓦礫受け入れのお願いが伝えられました。
映像ではまだかなりの瓦礫が積まれている状況でした。

それから東京都による、女川町災害廃棄物受け入れについての説明が
ありました。
配布されたレジュメとDVDにより、瓦礫受け入れまでの経緯と過程を
説明されました。
石巻広域クリーンセンターで試験焼却の結果、安全性が確認されたそうです。
「安全」とは言っても焼却灰の放射能濃度は2300Bq/kgです。
そもそも国のガイドラインが8000Bq/kgなので、この数値自体が異常ですから、
この異常数値をもとに「安全だ」と言われても…大変困惑しました。

しかし何工程にもわたって選別されたものだけを受け入れ、測定もして公表
するので安全である、ということを訴えていました。
最終選別された搬出物濃度測定は、廃プラスチックで最大235Bq/kg、
紙くず51Bq/kg、繊維くず290Bq/kg、平均は高い月で82Bq/kgです。
当初10万トンの受け入れを予定していましたが、
25年3月まで総量61000トンの受け入れとなったそうです。
焼却灰は東京湾中央防波堤処分場に埋め立て中です。
搬入時の灰の飛散や、海水に漏えいなど湾岸一帯の環境を懸念する声を耳にします。

今度は町田市から、女川町災害廃棄物受け入れの経緯等についての説明がありました。
既に東京都23区では今年3月より順次焼却が開始され、多摩市では7月より
焼却が実施されています。
参考資料として、都内清掃工場の8月10日放射能測定結果が添付されていました。
それらの数値をもとに安全性を確認し、現在故障中の4号炉の回復が見込まれる
11月から1日5~8トン、車にして1台から2台の受け入れ焼却予定との
ことでした。
三多摩は日の出町の多摩エコセメントが最終処分場なので、灰類はこちらで埋められ
たり、セメントととして再利用されるのでしょうか。
町田市側も受け入れの安全性、測定の公表を確約し、理解を訴えていました。

        
最後に質疑応答の時間が設けられました。筆頭質問者は、まずは資料の数値の信憑性がないことを訴えていました。
後半でどなたかが意見されていましたが、自分であちこちから調べてみた数値と
公表される数値がとても乖離するので、どれを信頼したらよいかわからない
とのことで、
私も同感ですが、皆さん同じように戸惑われているのではないでしょうか。
       
それからやはり国のクリアランスレベルが、8000Bq/kgに引き上げられたままであるという問題も提唱がありました。
あくまでも震災以前のクリアランスレベルが100Bq/kgだということを意識していれば、
配布資料3ページ目でいきなり2300Bq/kgという数値が出てくることに、
大変違和感を持ちます。
震災以前のレベルでみると驚愕の数値です。
安全説明をうけたところで意味を持たない内容になります。

また説明会開催の日時や、回数の不満意見も出ました。
2回という回数も少ないうえに、その2回とも小さな子どもを持つ主婦が
参加しにくい時間だったり、市長が同席しないことも問題になりました。
 
        
他にセシウムもさることながら、様々な化学物質が排出されていることを
取り上げた市民の方がいました。
世田谷ではアスベストが検出されたそうですが、クロムやヒ素などもともと測定されていない物質もあり、焼却が放射能問題だけに留まらないことを
再認識しました。
       
21時を過ぎましたので打ち切りになりましたが、この程度の説明会では
問題点が噴出するばかりです。閉会後、町田市職員に詰め寄る市民の方も
いらっしゃいました。
要望として説明会を増やすこと、市長が同席することを強く求める意見が
多数でしたので、今後の町田市の対応を期待します。

特筆しておきたいことは、この瓦礫受け入れは市長が撤回の意志を表明すれば中断となることを、質問回答上で環境資源部長が明言したことです。
この意志が表明されないということはすなわち、市長が瓦礫受け入れ焼却に現在も大変前向きであるということです。

測り隊としても11月以降焼却が開始されてしまいましたら、
その影響が大変気になるところです。
毎月の計測において慎重に状況を見守りたいと思います。
      
第2回説明会は23日19時より町田市民フォーラムで開催されます。
今回の出席数をみてもあまり周知されていないようです。
知らない間に事態はどんどん突き進んでいきますので、経過については今後も常に注視したいと思います。
 

リサイクルセンター2
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