測り隊 ~低線量被曝を考える会・町田~

放射性物質の影響を案じて、互いに手を取り合った、つくし野近隣地域在住の母の集まりです。
Posted by はかりん

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「町田市の放射線量を測定等する有志の会」主催の講演会に出席しました

 先日5月27日に「測り隊」隊員2名で「町田市の放射線量を測定等する有志の会」主催の講演会に出席してまいりました。
有志の会のホームページは度々拝見していますし、当ブログをリンク掲載して頂いています。
直接お話を伺える貴重な機会になりました。
今回、二部構成の講演会の内容をまとめてみました。

第一部
1.マスコミが伝えない福島の実情 
   原発から55㌔離れた福島県田村郡三春町から西東京で避難生活を送る
  「つながろう!放射能から避難したママネット@東京」増子理香氏より
  http://ameblo.jp/hinan-mama-net/
  震災当日の様子、自宅農家の原発事故による家族関係の変化などのお話が
  ありました。

2.緊急報告・福島子供達の健康調査等の実情について
   日頃、医療をテーマに取材されている東洋経済記者・岡田広行氏より、
  福島県の健康調査対応の遅さについて懸念するお話がありました。
  検査結果においては事実見過ごすことのできない結果が表れているにも関わらず、
  行政の及び腰の態度を見かね、私的に医療活動が行われている実情を報告されて
  いました。

3.子供と妊婦を守る法律について
   現在「子どもと妊婦を守る法案」の参議院可決に向けて尽力されている、
  参議院議員・川田龍平氏より法案概要の説明がありました。
  法律案概要についてはこちら↓からご参照ください。
   http://ryuheikawada.jp/feature/02.html
  参議院で可決通過しても衆議院で可決することは非常に難しいことなので、
  皆さんの支援議員への協力、身近な人へのこの法案のお知らせを
  是非お願いしますということでした。
  
4.放射能と人体 
   有志の会代表・心臓外科医の南淵明宏先生より、放射能と一言で言っても様々な
  物があり、質の違いにより影響も千差万別になるというお話がありました。

5.町田市と関東地方の放射性物質による汚染状況について
   有志の会事務局の方より、配布された報告書の説明がありました。
   主な内容として、
  ・町田市の平均的汚染度は1㎡あたり20,000㏃で、3.11以前からのクリアランス
   レベル「100㏃/㎏を超えるものは放射性廃棄物である」ことから、
   現在私たちは放射性廃棄物の中に住んでいるということになる。 
  ・セシウムが舞う時期は、晴天で25度以上の風のある4、5月が多い。
   ということなどでした。

6.ドイツZDF放射能ハンタービデオ上映
   時間の都合により上映は中止でした。
   YouTubeから見られるのでそちらをご覧下さい、とのことでした。
  http://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=PtorYF4j9SY

7.討議資料に関する説明
   有志の会事務局より配布されました資料の説明がありました。

 先日たまたまNHKスペシャル「原発の安全とは何か 模索する世界と日本」という番組を見ましたが、海外ではチェルノブイリ事故以降ベント機能を重点に安全基準が一層引き上げられたことにより、原発建設・維持は非常に高コストになったということでした。このため海外においては原発からの撤退や見直しが相次いでいます。
事務局から配布された資料には、原子力発電がいかにリスクとコストを伴うものであるかという内容もあり、日本ではこのような安全基準に同調することなく福島原発事故を起こしたうえ、大飯原発再稼働に向かっていることを警告していました。

 また広島・長崎の原爆被害者の長期に亘る調査を行ってきた放射線影響研究所が、
低線量でも全線領域で直線の線量反応関係を示し、すなわち閾値*は存在しない事を
証明したということで、これは重要なパラダイムシフトであると報告されていました。

*閾値 (Threshold dose):それより低ければ生物的反応に放射線の影響がない線量値のこと

第二部 パネルディスカッション
川田龍平議員・吉田つとむ議員・細野龍子議員・白川哲也議員
こどもと未来をつなぐ会代表者・原発を考える会代表者
南淵先生・事務局の方
、合計8名をパネリストに行われました。

 討論というより議員や団体の活動報告でしたが、町田市の対応が非常に後ろ向きだということと、今後の瓦礫焼却については8月に説明会が予定されるものの、11月より焼却開始という決定事項を覆すことは難しいので、計測等直接行動によって行政に迫る活動を地道に行っていくということでした。

健康被害については、日記などに逐一症状を書きとめることが重要で、裁判においても証拠になりえることを、薬害エイズ訴訟を経てこられた川田氏が助言下さいました。

最後に事務局から昨年11月に採取した福島県の水からトリチウムが微量であるが検出され、増加しているという報告がありました。
このトリチウムは以前から指摘する方もいて気になっていました。

 今後の地震の影響、各地での瓦礫焼却の広がりも不安ですが、こうしている間にも確実に広がりゆく水質汚染は、水に囲まれた日本、そしてそこに暮らす私たちにとって重大な問題です。
このまま町田に住んでいてよいのだろうかという、お子さんをお持ちの男性の切実な質問もありました。

安全な環境を私たちは今後も維持することが出来るのか、
改めて考えさせられる一日になりました。

「測り隊」隊長のモットーは「計測、ひたすら計測。」です。
そしてその数値のご報告をブログにて発信する中で、町田の豊かな環境を
見守ることができたらという思いで活動を続けていきたいと思います。

今後ともご理解とご協力を宜しくお願い致します。


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