測り隊 ~低線量被曝を考える会・町田~

放射性物質の影響を案じて、互いに手を取り合った、つくし野近隣地域在住の母の集まりです。
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第二回「町田市の放射線量を測定等する有志の会」主催の講演会に出席しました

 先日3月25日(日)に「町田市の放射線量を測定等する有志の会」主催の第ニ回講演会パネルディスカッション・意見交換会に出席して参りました。
昨年6月のアーカイブから内容はご覧いただけますが、第一回講演会は2012年5月27日に開催されました。

今回二回目となる講演会では、昨年世界に向けて福島第一原発4号機の危機的状況を
警鐘された元駐スイス大使村田光平先生が、改めて「世界を脅かす福島原発事故処理の現状」と題して世界の流れについてお話下さいました。

本来この事故処理に関しては、国が総動員して行うべき国家的危機次元のことであり、
世界にとっても国際的安全保障問題として今後大きな課題として向き合うことになることを提言されていました。

次に川田龍平議員秘書の平戸氏から、「原発事故子ども・被災者支援法」が成立したもの
の「基本方針」が策定されないことから、具体的な活動実施が行われないままになっているとの訴えがありました。

その後たんぽぽ舎副代表の山崎氏から福島第一原発の現状、特に汚染水が海水に漏洩している可能性がある点を、海底土核種分析数値から的確に説明して下さいました。

続いて週間東洋経済記者の岡田氏が、先日マスコミ代表取材として福島第一原発に取材に
行かれた様子をお話下さいました。

最後に有志の会から、町田市の空中放射線量の現状、土壌調査プロジェクトの報告、
日光の独自環境調査の結果を説明頂きました。

日光市が公表している測定数値と有志の会の方々の測定数値に開きがあるため、
町田市に対し「放射性物質による汚染状況から見た日光地区の林間学校としての適性の検討」の質問状を提出され、
町田市長より林間学校を実施する場所の見直しを行う予定はない旨の回答書を得ているとの事でした。

今年に入ってからも空中放射線量は落ち着き傾向にあることは、測り隊計測によっても
お知らせしておりますが、福島第一原発の状態は汚染水タンクの更なる増加、そして
それに伴う処理水海洋放出の可能性に進展し、困窮を極めていることが伺えます。
処理水とはいえ、放射性物質としてのトリチウム自体を除去することは不可能な準汚染水です。
トリチウムとは、三重水素です。水素ですから、酸素と結合して水になります。
蒸発して雨にもなります。

通常を取り戻したような生活を送る毎日ですが、このような講演会に出席すると
事態はより深刻になっていることを改めて思い知らされます。

今後も事態の進展に注視し、こちらのブログからお知らせすることができればと、思います。
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町田市の瓦礫焼却説明会に出席しました

 夏休みもわずかになりましたが、まだまだ暑い日が続き
このまま新学期に突入しそうな気配です。
全国的にも気象が不安定で、大雨や落雷などの災害も頻発しています。

そんな毎日ですが、当ブログ記事でもお知らせしましたように
20日19時より町田リサイクルセンター研修室にて
女川町災害廃棄物受け入れに関する住民説明会が行われ、
測り隊・隊長とともに出席して参りました。
近隣住民優先で100名までの定員でしたが、出席したのは60数名でした。

まず、女川町の状況を伝えるDVD上映がありました。
震災当日の津波の様子からはじまり、女川町長の須田善明氏より
復興支援の御礼と、瓦礫受け入れのお願いが伝えられました。
映像ではまだかなりの瓦礫が積まれている状況でした。

それから東京都による、女川町災害廃棄物受け入れについての説明が
ありました。
配布されたレジュメとDVDにより、瓦礫受け入れまでの経緯と過程を
説明されました。
石巻広域クリーンセンターで試験焼却の結果、安全性が確認されたそうです。
「安全」とは言っても焼却灰の放射能濃度は2300Bq/kgです。
そもそも国のガイドラインが8000Bq/kgなので、この数値自体が異常ですから、
この異常数値をもとに「安全だ」と言われても…大変困惑しました。

しかし何工程にもわたって選別されたものだけを受け入れ、測定もして公表
するので安全である、ということを訴えていました。
最終選別された搬出物濃度測定は、廃プラスチックで最大235Bq/kg、
紙くず51Bq/kg、繊維くず290Bq/kg、平均は高い月で82Bq/kgです。
当初10万トンの受け入れを予定していましたが、
25年3月まで総量61000トンの受け入れとなったそうです。
焼却灰は東京湾中央防波堤処分場に埋め立て中です。
搬入時の灰の飛散や、海水に漏えいなど湾岸一帯の環境を懸念する声を耳にします。

今度は町田市から、女川町災害廃棄物受け入れの経緯等についての説明がありました。
既に東京都23区では今年3月より順次焼却が開始され、多摩市では7月より
焼却が実施されています。
参考資料として、都内清掃工場の8月10日放射能測定結果が添付されていました。
それらの数値をもとに安全性を確認し、現在故障中の4号炉の回復が見込まれる
11月から1日5~8トン、車にして1台から2台の受け入れ焼却予定との
ことでした。
三多摩は日の出町の多摩エコセメントが最終処分場なので、灰類はこちらで埋められ
たり、セメントととして再利用されるのでしょうか。
町田市側も受け入れの安全性、測定の公表を確約し、理解を訴えていました。

        
最後に質疑応答の時間が設けられました。筆頭質問者は、まずは資料の数値の信憑性がないことを訴えていました。
後半でどなたかが意見されていましたが、自分であちこちから調べてみた数値と
公表される数値がとても乖離するので、どれを信頼したらよいかわからない
とのことで、
私も同感ですが、皆さん同じように戸惑われているのではないでしょうか。
       
それからやはり国のクリアランスレベルが、8000Bq/kgに引き上げられたままであるという問題も提唱がありました。
あくまでも震災以前のクリアランスレベルが100Bq/kgだということを意識していれば、
配布資料3ページ目でいきなり2300Bq/kgという数値が出てくることに、
大変違和感を持ちます。
震災以前のレベルでみると驚愕の数値です。
安全説明をうけたところで意味を持たない内容になります。

また説明会開催の日時や、回数の不満意見も出ました。
2回という回数も少ないうえに、その2回とも小さな子どもを持つ主婦が
参加しにくい時間だったり、市長が同席しないことも問題になりました。
 
        
他にセシウムもさることながら、様々な化学物質が排出されていることを
取り上げた市民の方がいました。
世田谷ではアスベストが検出されたそうですが、クロムやヒ素などもともと測定されていない物質もあり、焼却が放射能問題だけに留まらないことを
再認識しました。
       
21時を過ぎましたので打ち切りになりましたが、この程度の説明会では
問題点が噴出するばかりです。閉会後、町田市職員に詰め寄る市民の方も
いらっしゃいました。
要望として説明会を増やすこと、市長が同席することを強く求める意見が
多数でしたので、今後の町田市の対応を期待します。

特筆しておきたいことは、この瓦礫受け入れは市長が撤回の意志を表明すれば中断となることを、質問回答上で環境資源部長が明言したことです。
この意志が表明されないということはすなわち、市長が瓦礫受け入れ焼却に現在も大変前向きであるということです。

測り隊としても11月以降焼却が開始されてしまいましたら、
その影響が大変気になるところです。
毎月の計測において慎重に状況を見守りたいと思います。
      
第2回説明会は23日19時より町田市民フォーラムで開催されます。
今回の出席数をみてもあまり周知されていないようです。
知らない間に事態はどんどん突き進んでいきますので、経過については今後も常に注視したいと思います。
 

リサイクルセンター2
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「町田市の放射線量を測定等する有志の会」主催の講演会に出席しました

 先日5月27日に「測り隊」隊員2名で「町田市の放射線量を測定等する有志の会」主催の講演会に出席してまいりました。
有志の会のホームページは度々拝見していますし、当ブログをリンク掲載して頂いています。
直接お話を伺える貴重な機会になりました。
今回、二部構成の講演会の内容をまとめてみました。

第一部
1.マスコミが伝えない福島の実情 
   原発から55㌔離れた福島県田村郡三春町から西東京で避難生活を送る
  「つながろう!放射能から避難したママネット@東京」増子理香氏より
  http://ameblo.jp/hinan-mama-net/
  震災当日の様子、自宅農家の原発事故による家族関係の変化などのお話が
  ありました。

2.緊急報告・福島子供達の健康調査等の実情について
   日頃、医療をテーマに取材されている東洋経済記者・岡田広行氏より、
  福島県の健康調査対応の遅さについて懸念するお話がありました。
  検査結果においては事実見過ごすことのできない結果が表れているにも関わらず、
  行政の及び腰の態度を見かね、私的に医療活動が行われている実情を報告されて
  いました。

3.子供と妊婦を守る法律について
   現在「子どもと妊婦を守る法案」の参議院可決に向けて尽力されている、
  参議院議員・川田龍平氏より法案概要の説明がありました。
  法律案概要についてはこちら↓からご参照ください。
   http://ryuheikawada.jp/feature/02.html
  参議院で可決通過しても衆議院で可決することは非常に難しいことなので、
  皆さんの支援議員への協力、身近な人へのこの法案のお知らせを
  是非お願いしますということでした。
  
4.放射能と人体 
   有志の会代表・心臓外科医の南淵明宏先生より、放射能と一言で言っても様々な
  物があり、質の違いにより影響も千差万別になるというお話がありました。

5.町田市と関東地方の放射性物質による汚染状況について
   有志の会事務局の方より、配布された報告書の説明がありました。
   主な内容として、
  ・町田市の平均的汚染度は1㎡あたり20,000㏃で、3.11以前からのクリアランス
   レベル「100㏃/㎏を超えるものは放射性廃棄物である」ことから、
   現在私たちは放射性廃棄物の中に住んでいるということになる。 
  ・セシウムが舞う時期は、晴天で25度以上の風のある4、5月が多い。
   ということなどでした。

6.ドイツZDF放射能ハンタービデオ上映
   時間の都合により上映は中止でした。
   YouTubeから見られるのでそちらをご覧下さい、とのことでした。
  http://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=PtorYF4j9SY

7.討議資料に関する説明
   有志の会事務局より配布されました資料の説明がありました。

 先日たまたまNHKスペシャル「原発の安全とは何か 模索する世界と日本」という番組を見ましたが、海外ではチェルノブイリ事故以降ベント機能を重点に安全基準が一層引き上げられたことにより、原発建設・維持は非常に高コストになったということでした。このため海外においては原発からの撤退や見直しが相次いでいます。
事務局から配布された資料には、原子力発電がいかにリスクとコストを伴うものであるかという内容もあり、日本ではこのような安全基準に同調することなく福島原発事故を起こしたうえ、大飯原発再稼働に向かっていることを警告していました。

 また広島・長崎の原爆被害者の長期に亘る調査を行ってきた放射線影響研究所が、
低線量でも全線領域で直線の線量反応関係を示し、すなわち閾値*は存在しない事を
証明したということで、これは重要なパラダイムシフトであると報告されていました。

*閾値 (Threshold dose):それより低ければ生物的反応に放射線の影響がない線量値のこと

第二部 パネルディスカッション
川田龍平議員・吉田つとむ議員・細野龍子議員・白川哲也議員
こどもと未来をつなぐ会代表者・原発を考える会代表者
南淵先生・事務局の方
、合計8名をパネリストに行われました。

 討論というより議員や団体の活動報告でしたが、町田市の対応が非常に後ろ向きだということと、今後の瓦礫焼却については8月に説明会が予定されるものの、11月より焼却開始という決定事項を覆すことは難しいので、計測等直接行動によって行政に迫る活動を地道に行っていくということでした。

健康被害については、日記などに逐一症状を書きとめることが重要で、裁判においても証拠になりえることを、薬害エイズ訴訟を経てこられた川田氏が助言下さいました。

最後に事務局から昨年11月に採取した福島県の水からトリチウムが微量であるが検出され、増加しているという報告がありました。
このトリチウムは以前から指摘する方もいて気になっていました。

 今後の地震の影響、各地での瓦礫焼却の広がりも不安ですが、こうしている間にも確実に広がりゆく水質汚染は、水に囲まれた日本、そしてそこに暮らす私たちにとって重大な問題です。
このまま町田に住んでいてよいのだろうかという、お子さんをお持ちの男性の切実な質問もありました。

安全な環境を私たちは今後も維持することが出来るのか、
改めて考えさせられる一日になりました。

「測り隊」隊長のモットーは「計測、ひたすら計測。」です。
そしてその数値のご報告をブログにて発信する中で、町田の豊かな環境を
見守ることができたらという思いで活動を続けていきたいと思います。

今後ともご理解とご協力を宜しくお願い致します。


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砕石について

散歩をしていると建築中の家をよく見かけます。

建て直しの方、土地を取得し新たに建てられる方
さまざまだと思います。

最近では、測り隊もだんだんメジャーになってきて

先日は、自治会員の方より、計測器のレンタルのご相談を
いただきました。

お話の内容は「現在、ハウスメーカーで家を建て直しているが、
建物基礎部分に敷きつめる石の放射線量を測りたい」
との事でした。

ニュースでも、一月程前に避難地域の採石場の石を基礎部分に使用してしまい、
完成後の室内から高い線量が計測されたのは、かなり
ショッキングなニュースとして取り上げられていましたよね。

確かに、家を建てるという事は、一生に一度か二度あるかないか
ですから、施主の方も、神経を使いますよね。

施主の方が、ハウスメーカーさんに問い合わせたところ、建て直しの
基礎部分に使用する石は、千葉県産の石とのことでした。

基礎が出来て石を敷き詰める期間は短く、時間もないことから

本来、測り隊は計測器のレンタルは行いませんが、
自治会長の許可を特別にいただき、施主の方に、数値の公表を承諾いただき、
レンタルいたしました。

計測結果は以下の通りです。↓↓

1月30日新築基礎計測3



石の数値は、つくし野地域と変わらず、施主の方も安心されていました。
本当によかったです。

今月から、自治会員さん向けのレンタルが開始されます。

つくし野1・2丁目自治会員さんは、自治会の各ブロックの班長さん
経由で定例会までに希望を出すと、レンタルが可能だそうです。

庭など計測されたい方、ご自宅を建築予定の方等にはとても
朗報だと思います。


計測された方は、是非、ブログ画面右上の「コメントを書く」を
クリックして、数値を教えてくださるとありがたいです。


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